21.09.16
こちらも便利な測定器です。昨年、とあるホテル建設の施工後に試運転調整に使用しました。
お客様によっては、空調機の能力が設計書通りなのか気になる事が多々あるようです。
風量は適切なのか、音は大きすぎないのかと、色々と気になるようです。
アネモマスターは風を読むことができる測定器なのです。まず風速が測定出来ます。
VHS(吹き出し口)のサイズにもよりますが、4箇所、6箇所と風速を測定し平均風速をだします。
風速から計算式に基づいて風量を割り出す事により、目でお客様の納得を得ることが出来るのです。(試運転報告書)
24H換気のかなり弱い風(0.5m/s)も測定し、温度も分かるので試運転には欠かせない測定器と言えるでしょう。クリーンルームのHAPAフィルター通過後のクラス〇〇にも測定対応できます。但し、少し高額なのがたまにきずです。
現在、緊急事態宣言の中で空調(換気)の大切さに気づいた人も多数いると思います。簡易入院施設でのクリーンブースの設置が早ければ、もっと多くの人達の命を救えたかも知れません。関係者各位には、更なる先手先手の対応をして頂きたいものです。
今後コロナ渦での、人々はどうやって寄り添っていくのでしょうか。